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77号(平成19年夏号)


アイスキャンデー 代表取締役社長 三原幸二

 夏になると楽しみが一つ増えます。アイスキャンデーです。
 昭和十二年に生まれ、育ち盛りに食い物の不自由さを身にしみて感じた私にとって、戦後すぐのころ、和歌山県すさみにあった母親の実家で食べたアイスキャンデーのうまかったこと。家の前で大人たちが脱穀をしているとき、アイスキャンデー屋が自転車に乗って売りに来たのを買ってもらったのですが、もみ殻だらけの中庭で、おばあちゃんやおふくろと一緒に食べたアイスキャンデーは、甘いのか甘くないのかわからないような味でしたが、いまもうれしい味として口の中に残っています。
 あれから六十二年。酒も煙草もやめてしまった私に残された楽しみは、食べることです。ものの豊かさ、手に入りやすさは、少年時代を思うと夢のようですが、それでも、心が躍るのはアイスキャンデーです。
 子供たちが巣立って家内と二人。隙間が大きくなった冷凍庫には、夏になると常にアイスキャンデーがおさまっています。家内が折々に551の蓬莱のを十本まとめて買ってくれるのですが、ミルク、金時、宇治金時がどっさり入っているのを、風呂あがりに、今日はどれを・・・と選んでいるときのうれしさ、ぜいたくさ。そして、残り一本になったときの心細さ。
 こないだも、残り一本になって心細かったので、難波神社であった夏祭りの帰りに、百貨店の地下売り場に寄りました。例の三種類を合わせて二十本買うと、
 「ミルク、金時、宇治金時は、おじいちゃん・おばあちゃんの定番、ベストスリーです」若い男の店員が言う。
 「へえ、そう。わたしにぴったりだ。」
 「いや、お客さんは若いからおじさんですよ」
 「七十。高校生の孫もいるから、おじいちゃん」
 言うと店員、驚いた顔をしていましたが、なんだか縁日をひやかしているような気分になったのも、アイスキャンデーだったからかもしれません。

・第38回 新春交歓会

平成19年1月13日


平成19年度方針
 「おごるな おごるな 洋電社」

・洋栄奥様会

平成19年4月25日〜26日
 宇奈月温泉『延対寺荘』

・第31回 洋電社オープン

平成19年6月4日
東条の森カントリークラブ